忙しくて勉強時間が取れない人にもできる!超効率TOEIC対策

TOEIC勉強時間がない人の超効率勉強法

仕事で納期が迫っている。

他の資格の勉強でしばらく忙しい!

学校のレポートが山ほどある…。

TOEICの勉強をしたいのに、忙しくてなかなか時間が取れない場合ってありますよね。

ですが、実は忙しい時でもできるTOEIC対策があるんです!

日々忙しい中でも効率の良いTOEIC対策をしていくことで、スコアアップは実現可能です。

今回は、とっておきの時間術と、忙しい方にこそやって欲しい超効率TOEIC勉強法についてお話していきます。

「忙しい」という事を理由にTOEICの対策を諦めてしまう前に、ぜひ最後までこの動画をご覧ください。

忙しい人の時間術

まず、忙しくてTOEICの勉強ができないというのは、ほとんどの場合錯覚です。

錯覚というとちょっと大げさかも知れませんが、実は、TOEICの対策は1回5分あればできてしまうからです。

多くの人が勉強は机に向かって、1〜2時間と集中して行うイメージを持っていますが、TOEICの対策はたった5分でも効果を得ることができます。

例えば、朝ごはんを食べながら、

歯磨きをしながら、

通勤の電車や車の中、

昼休み、

帰宅してすぐ、

入浴の後、

そして寝る前。

あるいはトイレの中だって良いかも知れないですね。

あなたは本当にたったの5分も勉強に充てる時間がないほど忙しいのでしょうか?

もし5分も取れないと思った方は、TOEIC対策はしばらく諦め、この記事を読むことも今すぐ止めてください。

時間がもったいないです。

逆に、5分くらいなら取れるかも知れないと思った方は、その5分を1日何回取れるのか考えてみてください。

言うまでもありませんが、TOEICの対策は1回5分でできるとはいえ、勉強時間が多ければ多いほどスコアアップに結びついていきます。

ですので、朝食を食べながら、通勤電車の中でなど、スキマ時間を活用していくというのが一つのポイントになるんですね。

たった5分のスキマ時間でも1日のトータルで見ると、30分や1時間など勉強時間が取れるようになるかも知れません。

このスキマ時間を考える上で大切なのは普段の生活に勉強を取り入れるという点です。

TOEICの勉強を長続きさせるには、習慣化することが鍵になります。

しかし今までと生活スタイルを大きく変えてしまうと、その変化に慣れるのに時間がかかりますし、大きなエネルギーも必要になるので忙しい方には向いていません。

朝食や歯磨きなどすでに習慣化していることの「ついで」にTOEICの勉強をするイメージです。

例えば、この様な感じです。

スキマ時間の活用例

平日に1時間勉強することができれば1週間で5時間。

1カ月で20時間も勉強したことになります。

TOEICのスコアを100点上げるのに、およそ200時間必要と言われているので、10カ月後には今よりも良いTOEICスコアが手に入る計算ですね。

まずは、1日のスキマ時間を合計して30分〜1時間くらい勉強時間を取れることを目指してみてください。

どうしてもスキマ時間では足りない場合、朝いつもより10〜15分早起きして朝活を取り入れてみるのも良いかもしれません。

朝は脳のパフォーマンスが1日のうちで最も高く、語学の学習に適していると言われています。

もし1日のスキマ時間を合計しても30分もいかないようであれば、足りない分は学習効率を上げることで補っていく事も考えていきましょう。

朝活をする場合は自宅ではなく、カフェや会社の会議室など場所を移してやることをオススメします。

家でやろうとしても布団が恋しくなってしまいますからね。

勉強時間がない人がやるべきたった一つのTOEIC対策

では、スキマ時間にどんな勉強をするのか。

忙しい人がやるべきたった1つの勉強。

それが語彙力の強化です。

これには5つの理由があります。

まず、単語学習は短い時間でもできます。

後ほどやり方を説明しますが、1つの単語にかける時間はおよそ5秒なので、5分間あれば50〜60単語を学習することができます。

また、単語学習をする時には一生懸命考えたり、必死になって覚えたりする必要はありません。

単語の学習というのはくり返しがものを言うからです。

先ほども言いましたが、1つの単語にかける時間はたったの5秒。

5分間で50〜60単語を1周していきます。

それを1日に5周、10周と機械的にくり返すことで、最初は覚えられなかった単語も徐々に覚えることができます。

3つ目は語彙力は英語力の根底を支える重要な要素のひとつだからです。

英語力の全体像というのはこの様になっていて、全体を支える土台部分にあるのが、単語、文法、発音の3つです。

語彙力の強化イコール土台の強化になるので、単語を沢山覚えることは英語力全体を強化することにつながります。

英語力の全体像

そして、こちらの英語力の全体像からも分かるように、TOEICに必要なリスニング力とリーディング力の強化にも直結していきます。

TOEICは全部で7つのパートがありますが、語彙力の強化はその全てのパートでスコアアップに貢献します。

最後は、一点集中は結果に結びつきやすいという点です。

TOEIC限らず、広く浅くやるよりも、狭く深くやる方が身になりますよね。

日頃から忙しい皆さんだからこそ、色々なものに手を出さずに、一点集中するべきです。

語彙力の強化に一点集中し、更には使う教材やアプリも一つに絞る方が効果が出やすいです。

学習の進め方

では、学習の進め方についてお話していきます。

まずは1週間に覚える単語の数を決めます。

5分間で50〜60単語を1周できるので、そのくらいが目安になってきます。

冊子の単語帳を使うのであれば、ページ数で区切っても良いと思います。

1週間の単語数を決めたら、1週間丸々かけて何度もくり返し学習して覚えていきます。

例えば1週間に50単語覚えると決めたとしたら、その同じ50語を一週間に何度もくり返します。

1日に5〜10周学習できるはずなので、一週間で25周以上勉強することになりますね。

次は、ひとつひとつの単語の覚え方です。

1つの単語に対して1回にかける時間は5秒です。

単語をひとつ声に出して読み、また単語の意味も声に出して確認していきます。

もし声に出せない場所に居るのであれば、心の中で読み上げてください。

単語の読み上げと意味の読み上げ、1セットで5秒になります。

最初のうちは単語の発音を覚えることに集中しましょう。

最初は日本語の意味は隠さずに、単語の読み上げと意味の読み上げを3~5周行っていきます。

アプリなどを使って単語の発音を聞き流しながら食事をとる「耳学」をするのも良いですね。

単語の発音に慣れてきたら、赤シートなどを使って日本語の意味を隠して同じようにやっていきます。

1単語5秒しかないので、一瞬考えて意味が出てこないものは赤シートを外して確認していきましょう。

あとはこれを毎日何周もするだけです。

この方法は以前こちらの記事で詳しく解説したのですが、単語の学習は少し時間を空けながら周回する方が脳に定着しやすいので、1日のうち何回かに分けて行う方が効果的です。

辞書で言葉を調べる人英単語の覚え方|プロが教える賢い暗記術

実は、こういった面からもスキマ時間を活用して語彙力の強化をすることは忙しい方にピッタリです。

おすすめの単語帳

使用する単語帳はアプリ、冊子どちらでも良いですが、次の2つの条件をクリアしてることを確認してください。

  • 音声がついている
  • 1つ単語に1、2個意味が書かれている

1つ目の音声が必要な理由は、単語の発音が分からなければ、せっかく意味を覚えていてもリスニングに応用が利かないからです。

単語を学習する時には正しい発音も一緒に身に付けてくださいね。

発音を覚えるには、音声を真似して声に出して読んでみるのがオススメです。

2つ目について、以前こちらの記事では、長文の中で単語を覚える学習方法をお勧めしました。

3ヵ月でTOEIC100点UP参考書【TOEIC】初心者・社会人向け|3カ月で100点アップを目指す参考書3選

ですが、このタイプの教材は声に出して音読をしながら学習をしていくことが前提になっているので、これでは通勤中にできませんよね。

ですので、スキマ時間に使用する単語帳は、1つの単語につき1、2個意味が提示されているシンプルなものを使っていくのがオススメです。

アプリを使うのか、冊子を使うのかは個人の好みで選んでしまって問題ありません。

アプリは持ち歩きに便利でスキマ時間に取り組みやすく、音声をいつでも聞けるというのが利点ですよね。

アプリで単語学習をする場合は、abceedやmikanがおすすめです。

冊子はスマートフォンの通信環境や通知音を気にする必要がなく、1冊やり終えた時の達成感が大きいです。

更に一点集中で1冊の単語帳を何周も使っていった場合には、その見た目もボロボロになっていくので、語彙力が強化されると共に自信にもつながります。

冊子の場合におすすめなのは、TOEIC対策の定番、出る単特急金のフレーズと銀のフレーズです。

TOEICでよく見るフレーズの中で単語を学んでいくので、TOEICに応用しやすい内容になっています。

TOEIC600点を目指す場合には銀のフレーズを、600点以上を目指す場合は金のフレーズを使っていくのがオススメです。

KIKO
KIKO

ちなみに、私は冊子の方が基本的には好きです。

やはり何周もしてボロボロになった冊子を見ることで、何とも言えない達成感を感じることができます。

ただし、やる気が低い時期はアプリに頼る場合もあります。

アプリの方がゲーム感覚が強く、気軽に取り組めるためです。

どうしてもやる気が出ない場合、また、普段からアプリでゲームをしている人には、「英語メモリーズ」もおすすめです。

こちらはカードバトルと英単語学習を掛け合わせたアプリです。

ゲーム自体のクオリティがとても高いので、ゲームを楽しみながらついでに英単語が学習できる手軽さが魅力です。

まとめ

今回はTOEICの勉強をする時間がない方に向けて、TOEIC対策の時間術と効率の良い勉強方法について解説してきました。

  • TOEIC対策は1回5分でできる
  • スキマ時間を活用する
  • 単語学習の一点集中

忙しいからこそ効率を最大化して、着実に一歩ずつ進んでいきましょう。

KIKO
KIKO

Practice makes perfect!(継続は力なり)

皆さんの学習を応援しています!

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